乗り物だいすき
「ブルー・トレイン」という言葉は、日本ではすでに耳に馴染んでいるが、残念ながらこの呼称は日本のオリジナルではない。
古くはパリとコート・ダジュールを結ぶ、アガサ・クリスティのミステリー『青列車の謎』で知られる「トラン・ブルー」があり、これに南アフリカの「ブルー・トレイン」が続く。
いずれも車体が青く塗られていることから名づけられたものである。
しかし、もしこの「ブルー」のなかに「豪華」というニュアンスが込められているとしたら、真に「ブルー・トレイン」の名に値する列車は、現在では南アフリカの「ブルー・トレイン」だけかもしれない。