登校拒否と母子分離 2
良くいわれる母子分離ができていない例といえるわけですが、それではどうすればよいかということになると、だれにも急に解決法は無いのです。
時期を見て、家庭の協力のもとに、親子ともに成熟したおとなの生活に入るようにということを専門家は助言します。
また沢山の例を取り扱ったという医師などは、いろいろの成功例をあげてくれますが、私の実感では、それは自分で成功した条件のそろったものをいわば得意になって紹介しているように思えてなりません。
実態はとてもそんなものではないと……。
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良くいわれる母子分離ができていない例といえるわけですが、それではどうすればよいかということになると、だれにも急に解決法は無いのです。
時期を見て、家庭の協力のもとに、親子ともに成熟したおとなの生活に入るようにということを専門家は助言します。
また沢山の例を取り扱ったという医師などは、いろいろの成功例をあげてくれますが、私の実感では、それは自分で成功した条件のそろったものをいわば得意になって紹介しているように思えてなりません。
実態はとてもそんなものではないと……。
つぎの家庭内教育のことに移ります。
それは、今まで述べた自閉症、学校拒否は、いわゆるハウトゥというしかたで対策を考えるべきことではないと思うからです。
私は常に「……の取り扱い」という言い方はあまり好まないのです。
ハウトゥドゥではなくて、ハウトゥビーが重要だと思うのです。
どうすれば良いかではなくてどうあったらよいのか、というわけです。
対策を考えるのではなくて、生き方を考えるべきだと思うのです。
皆さまのなかには、それは指導や治療のしかたがまずくて失敗ばかりしているから自信が無いのだろう。
簡単にひとつ、ふたつ、とわかりやすく治療や指導の手段を話せないものだから、そんな概念的なことを言うのだろうとかんぐる方があるかもしれません。
あるいはそういう面があることを否定はしません。