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2010年12月 アーカイブ

家庭教育について 5

現在、相談機関と言われているもののなかには、世間的に有名なひとがいるからというだけで長く通っている、いわば不必要にクリニック通いをしている親も多いようです。


さてそこで、最後に家庭教育のポイントについて話を移しましょう。


親が子どもを育てるときの願いには、大きく分けて次の3つがあると思います。


すなわち、能力、健康、意欲です。


まず能力育成でしょう。


ことに現代のようにコンピューター時代になると、数学や機械の知識が職場で必要だと痛感している親は、なんとか子どもには自分の弱いところで将来損をすることがないように、とかピアノがどの家庭にもある時代では、幼児からの音感教育ということになります。


たしかに幼いときからでぎるだけ教育的環境をととのえることは、その子どもが持っているかもしれない潜在能力をひき出すことにもなりませしょう。


しかし、これが少々行きすぎているのではないでしょうか。

家庭教育について 6

競争社会をそのまま若い夫婦のアパート生活のなかにもちこんで、子どもにかける幻想を増幅させている点も否めません。


もっとも、このような点の反省から子どもの個性をみつめる無理のない教育という配慮をしている若い親も多くなってはいましょう。

しかしそれでもあせるというのが現実です。


しかもこれが実現不可能に近いことを知るなら親は次に何を願うのでしょうか。


すなわち身体的健康です。


丈夫で長持ちする身体さえこしらえられるなら、少々頭は悪くても、というわけです。


ところが、このことも実はいつでも実現可能というわけでないのはみなさんがご承知だと思います。


生来の体質傾向というものは、どうしようもない面もあります。


虚弱体質、アレルギー体質、自律神経失調体質などは親から受け継いだものでもあります。

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