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2011年12月 アーカイブ

こころの傷はからだに表れる 2

わたしたちの多くが幼児期に受けたこころの傷から立ち直っていないというのは、残念ながら事実です。


ダブルバインド(ニ重拘束)症候群のことを考えてほしいのです。


父親からノー、母親からイエスと同時にいわれるような、矛盾した状況がつづいたときに生じる徴候です。


自己形成期に世界との最初の関係をそういう状況下できずいていくと、自分にとって大切な人からのメッセージが明確に受けとれなくなります。


・・・たとえば、宿題をやっていて、ちょっと休憩したくなります。


パパは


「だめだ。遊ぶんなら宿題をすませてからだな」


・・・といいます。


ママは


「からだを動かして気分転換したほうがいいわよ」


・・・といって、遊びに行くことをすすめます。


こうした矛盾が長くつづくと感情生活が空疎なものになり、からだの生理作用を混乱させて、やがては痛みとなってあらわれてきます。


わたしは手でそれが感じとれるのです。

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